世界のノドでシャウトしよう! - 凡人向け PC 版 Skyrim の遊び方ガイド

日本語の再適用

最終更新: 2015-12-25 (金) 13:59:35 (1087d)

概要

MOD を導入した際に、意図せず以下のような問題が発生することがあります。

  • 今まで日本語で表示されていたものが英語にまってしまった。今までちゃんと日本語で表示されていたのに!

その問題の原因とその解決方法を紹介します。

MOD によって新しく追加された機能に関するテキストは事情が違います。その場合は

  • 有志が提供してくれた情報で日本語化を行う。
  • 自分で翻訳作業を行う。
  • 英語のまま我慢する。

という選択肢があります。

本ページは MOD の管理に NMM を利用していることを前提に説明を進めます。

他の MOD 管理ツールを利用している場合は、説明を適宜読み替えてください。

解決方法

原因の説明は後回しにし、解決方法を先に説明します。

解決の手順は以下の通りです。

  1. 原因となった esm/esp ファイルを探す。
  2. 原因となった esm/esp ファイルを TESVTranslator で翻訳する。

TESVTranslator は Skyrim Strings Localizer と並ぶ日本語化ツールの1つです。

TESVTranslator を使ったことがない方は、以下のページを参考にまずは使い方を覚えてください。

TESVTranslator による日本語の再適用で一番重要になるのは翻訳データを集めるという準備作業です。

原因となった esm/esp ファイルの探し方

原因の特定方法から説明します。日本語の再適用に掛かる作業のほとんどはこの原因特定作業です。 原因が特定できてしまえば修正はとても簡単にできます。

MOD は1つずつ導入し、1つずつ動作を確認するという基本ルールを守っていれば原因の特定は比較的簡単です。

その場合は、直前に入れた MOD が原因と考えて良いでしょう。 NMM の Plugins タブで最後に入れた MOD の esm/esp ファイルを探します。 MOD の追加順でロードオーダーが決まるため、一番下にあるものが原因の esm/esp ファイルである場合がほとんどです。

esm/esp ファイルは Skyrim インストールフォルダ配下の Data フォルダに入っています。

一度に複数の MOD を導入してしまった場合、 経験があればどの esm/esp が原因か当たりがつくと思いますが、そうでない場合は手当たり次第に探すことになります。

esm/esp に当たりをつけたら TESVTranslator でその esm/esp ファイルを開きましょう。 TESVTranslator の準備がしっかりできていれば、ファイルを開くだけで翻訳作業が即座に行われます。

左欄には esm/esp ファイルに元から入っていたテキストが表示され、右欄には翻訳されたテキストが表示されます。

原因となった英語テキストが日本語に翻訳されていたら間違いなくその esm/esp ファイルが原因です。

当たりが外れた場合は、見つけるまで esm/esp ファイルを開いていきましょう。

後は翻訳を反映するだけ

原因を特定した時点で翻訳が済んでいます。

プルダウンメニューから「ファイル」→「Esp/Esmファイルの上書き出力」を選んで翻訳を反映しましょう。

原因

なぜ今まで日本語だったテキストが英語に戻ってしまうことがあるのか、その原因について説明します。

難しい内容を含むので、最初は理解できなくても大丈夫です。 たくさんの MOD 導入にチャレンジして経験を積むとわかるようになってくると思います。

最初は流し読みぐらいしておいて、後で再度読み返してみると良いでしょう。

まず前提ですが MOD は一部を除き、そのほとんどが英語版向けに作られます。

新しい装備や場所や NPC が追加されるような MOD に日本語化が必要な理由は明確です。 追加された対象を表す名前のテキストは、全て英語版向けに英語で書かれたものが標準設定されています。 そのテキスト群を日本語にするために、日本語化の作業が必要になるのは当然です。

しかし、既存の装備や場所や NPC の名前など、新しく追加された要素以外のテキストが英語に戻ることがあります。

例えば鉄の剣の攻撃力を上昇させる MOD があったとしましょう。 その MOD を入れると鉄の剣の名前が Iron Sword になってしまいます。

攻撃力の変更に名前は関係なさそうです。しかし、そうではありません。 MOD が修正対象に関する全ての情報のコピーを持っているからです。 変更内容が攻撃力だけだったとしても、名前のテキストも MOD に入っていて、実行時に全て読み込まれます。

装備を例に挙げましたが、同様の理由でマップに関する MOD を入れると地名やそこに住んでいる人の人名が英語に戻るという現象も多く発生します。 設置物に変更があった場合は、その名前が全て英語になってしまうこともあります。

NPC に修正を加えるような場合は NPC の名前だけではなく会話テキストも英語に戻ってしまうかもしれません。

その理由は MOD が変更対象に対する全ての情報のコピーを持っているからなのです。 MOD が実際に変更する内容以上の情報を持っているということです。

例えば鉄の剣の攻撃力を上昇させる MOD があったとしましょう。 その MOD には鉄の剣に設定された新しい攻撃力だけではなく、元の名前である Iron Sword という英語のテキストも入っています。

その MOD を導入すると攻撃力が変わるだけではなく、テキストが置き換わるという副作用が発生してしまいます。

MOD は Skyrim 本体を直接上書きするのではなく、 Skyrim 本体の後に読み込まれて、定義済みのデータを MOD が持っているデータで置き換えるという動きをします。

従って、MOD によって英語に戻ってしまう現象は、対象の MOD を無効にすることで戻せるという特徴があることも覚えておくと良いでしょう。

対応方法はその MOD が持っている英語のテキストを日本語で上書きすることです。これが日本語化です。

TESVTranslator は既存の翻訳データを記憶させておくことで、即座に日本語の再適用を行ってくれるというとても便利な機能を持っています。

参考)古い解決方法

TESVTranslator が開発されてとても便利になりました。

TESVTranslator がなかったころは SSL を使って同様のことを行う必要がありました。 一瞬で翻訳してくれる TESVTranslator と違い、多少の手順を踏まなければなりませんでした。

TESVTranslator があれば以下の手順を使うことはほとんどないと思いますが、念のために残しておこうと思います。

  1. SSL の起動と事前準備。
    • 画面下「Override Code Page」にチェックを入れて「UTF8」を選択する。
  2. Skyrim.esm を SSL で読み込む。
    • 画面上「ESP File:」欄で選択し「Process」ボタンを押して読み込む。
  3. Skyrim.esm から SSLXLTN ファイルを作成。
    • プルダウンメニューの「File」⇒「Save Transition」を選択し、適当な場所にファイルを保存する。
  4. 原因となった MOD を読み込む。
    • esm, esp, bsa 全てが対象。中身を見て原因のものかどうか判断を付ける。操作方法は 2 と同様。
  5. 3 で作成した SSLXLTN を読み込みテキスト変換を実行する。
    • プルダウンメニューの「File」⇒「Load Transition」で 3 で作成したファイルを読み込む。
  6. テキスト変換結果を保存する。
    • 「Embed Strings in」ボタンを押して、該当の MOD ファイルの内部に変換後のテキストを埋め込む。

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