概要
目的
このページでは、音声認識技術として Microsoft Speech SDK 5.1 を扱う C++ プログラムの書き方について 説明することを目的としている。
Microsoft Speech SDK 5.1 は、 Microsoft Speech APIを介して使用可能な音声認識エンジンである。 これを使うと音声認識に関する詳しい知識を持たなくても、 簡単に音声認識を行える。
対象者
- 音声認識を使った応用プログラムを作ってみたいと考えている人。
Microsoft Speech SDK 5.1 は音声認識エンジンであり、 これを使うことで簡単に音声認識を使った応用プログラムを作ることが可能である。
非対象者
- 音声認識エンジン自体を作ってみたいと考えている人。
音声認識エンジンの詳細は、対象としていない。 既に存在する音声認識エンジンとして Microsoft Speech SDK 5.1 を直接使用する。
- Microsoft Speech SDK 5.1 を使った音声合成をしたいと考えている人。
音声合成は対象にしていない。
想定する開発環境
本ページが想定する環境は以下の通りである。
コンパイラ | Microsoft Visual C++ 6.0/Microsoft Visual C++ 2010 Express(本ページの一番下を参照のこと) |
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音声認識エンジンライブラリ | Microsoft Speech SDK 5.1( + 5.1 Language Pack) |
コンテンツ
準備
MSSDK でプログラミングをする前に、MSSDK のインストール及び音声認識の設定を行おう。